AIが最も活躍できるのは「何を探せばいいかわからない時」だ!【IT KiDS講師が教えるChatGPT】

こんにちは、ジャクソンです。

このAIの現代に多くの人がAIで、前より仕事を効率的にしたいと考えています。しかし、AIのハルシネーション(間違い)は時に危険になる場合があります。ハルシネーションのせいで、人は間違っている情報を信じるリスクがあり、極端な話、医療のことに関係する場合は人の命に関わるほど危険になることがあります。

では、ハルシネーションの危険があるAIはどのように使えばよいでしょうか?

例えば、学習のケースを考えましょう。「何を探せばいいかわからない時」AIは特にその力を発揮してくれます。

何かを学んでいる時に、何を勉強した方がいいか、何探せばいいかわからないときがあります。

例えばScratchを考えてみましょう。生徒がたくさんの敵があるゲームを作りたい時に、初心者はたくさんスプライトを作るというアプローチを取りますが、それは時間かかります。もっと簡単な方法を探したい生徒は、何が使えるかまだわかりませんが、何回も同じスプライトを作りたくないですので違う方法を探します。

そんな時にChatGPTが役立ちます。ChatGPTに以下のような文章を入力してみましょう。

私はScratchでたくさんスプライトがあるゲームを作りたいですが、何回も同じスプライトを作りたくないです。こんなゲーム作るために、何を勉強すればいいですか?

ChatGPTの返答は以下のような感じです。

たくさんのスプライトを使うゲームを作るときに「同じスプライトを何度も作らなくていいようにする」には、Scratchの中でも少し“プログラミング的な考え方”が必要になります。
以下の3つを勉強すると、とても楽になります。

【1. クローン(clone)機能】
Scratchで大量のスプライトを使うとき、一番大切なのが「クローンをつくる」です。

できること

* 敵を100体出したい → スプライト1つから100体のコピーを作れる
* 弾を連射したい → 弾スプライト1つから、必要な分だけクローンを出す

学ぶべきブロック

* 「○○のクローンを作る」
* 「クローンされたとき」
* 「このクローンを削除する」

【2. スプライトの再利用(見た目や動きを変える)】
1つのスプライトでも、見た目(コスチューム)や動き(変数)を変えることで、別のキャラのようにふるまわせることができます。

例えば

* 敵スプライト1つ → コスチュームを変えると「敵A」「敵B」「敵C」に見える
* クローンごとに違うスピードを設定して個性を出す

【3. リスト(配列)や変数の使い方】
ゲームが複雑になると、情報をまとめて管理したくなります。

* 敵のHPをリストで管理
* クローンごとにスピード/向き/種類を変数で保存

Scratchでは深いプログラミングをしなくても、リストと変数を使うだけでレベルが一気に上がります。

【結論:何を勉強するといい?】
優先すること

* クローンの使い方(最重要)
* コスチュームを使ったスプライト再利用
* 変数・リスト(配列)の使い方

必要なら、例として「敵がいっぱい出るゲームの作り方」をステップごとにわかりやすく作って説明することもできます。
やってみますか?

生徒はたくさんスプライトを出したいと思いましたが、「クローン」というキーワードは知りませんでした。ですが、概念をChatGPTに説明することで「クローン」という言葉を知ることができ、その言葉で検索を進めたり学習をしたりすることができます。

この例は簡単でしたが、AIの強い点を示しています。AIが言葉の意味を取るので、キーワードを知ることなく問題を説明することだけで検索を始めることができます。もっと複雑なゲームを作る時に作りたいものを説明して、“作るためにどんなこと勉強すればいいですか?”を聞いたらたくさんおすすめをもらうことができます。

AIが情報収集として使われたらハルシネーションの問題はありません。ただ何を探せばいいか、どの道進めばいいか教えてくれて、自分で情報を確認することができるのです。

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