ゲームの中身ってどうなってるの?
こんにちは。今日のデザートはマンゴーアイスのなかやです。
みなさん、好きなゲームはありますか?
教室の子どもたちに聞くと、「マイクラ」や「Roblox」などたくさんのゲームの名前をあげてくれます。
そんなゲームなのですが、どうやって動いているのでしょうか。
実はこうした疑問こそが、プログラミングを学ぶきっかけになります。ゲームの裏側の仕組みについて、少し考えていきましょう。
ゲームは命令のかたまり
みなさんの大好きなゲームの中には何百、何千もの命令が組み合わさって動いています。ひとつひとつが、キャラクターの動きや音、画面の変化などをコントロールしています。
たとえば、パソコンでMinecraftをプレイするときの移動方法を考えてみましょう。
Minecraftの移動には、主に以下のキーが使われます。
- W -> 前へ
- A -> 左へ
- S -> 後ろへ
- D -> 右へ
普段Minecraftをする人にとっては当たり前にある機能ですが、少なくとも2つの命令をしています。
- どのキーが押されたか確認する
- キーに応じてキャラクターを決まった方向に移動させる
Scratchで実装するとこのような形になりますね。

Minecraftの中では他にも、ctrlキーでダッシュできるようにしたり、移動しながらジャンプできるようにしたり、たくさんの命令に対応できるようにプログラムされています。
このようにゲームの中身を紐解いていくと、「この動き、Scratchのあの動きに似てるな」「もしかしたら自分でも作れるかも!」と見えるようになってくるかもしれません。
遊ぶ側から作る側へ
プログラミングを学んでいくと、このようなゲームの「裏側」にある命令のしくみが分かってきます。 すると、「見る」「遊ぶ」だけだった世界が、「作れる」世界へと広がっていきます。
ゲームを遊ぶだけではなく、作る側になれる。 これは、プログラミングの一番面白いところかもしれません。
子どもたちは、好きなゲームを「真似して作ってみる」ところから一気に成長します。 その最初の一歩を、一緒に踏み出してみませんか?
